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自分自身の組織を攻撃する免疫反応(自己免疫)により、血小板が破壊され出血が起きやすくなる病気です。皮下出血、歯肉出血、鼻出血、などが起こります。出血症状に気づかず、血液検査で偶然に血小板減少を指摘されることもあります。
通常は副腎皮質ステロイド、免疫抑制剤を中心とした免疫抑制療法を行いますが、最近ではヘリコバクターピロリ菌が陽性の患者さんに対する除菌療法や新薬の開発も進められています。
上記の治療法に抵抗する患者さんに対しては血小板を破壊する脾臓を摘出する手術が行われます。当診療部では腹腔鏡下脾臓摘出術を駆使して患者さんになるべく負担のかからないように治療を行っています。