平成14年度概算要求により九州大学病院内に先端医工学診療部が新設されることが承認され、4月より発足致しました。九州大学の高度先端医療研究開発センター設置に向けての大きな第一歩といえます。現在、ロボット手術トレーニングセンター設置のため、旧手術室の改修工事が行われており、わが国初のロボット手術トレーニングセンター誕生も間近です。以下にその概要を述べます。
本先端医工学診療部は、先端医療の研究開発に主体を置き、開発されたシステムの臨床試験と先端医療の臨床応用を行う場です。本先端医工学診療部の機能としては、研究開発と、臨床応用、さらに医師の教育・訓練の3つを柱とします。
この目的の実施のため、世界最先端のロボットを常に常設し、研究開発と臨床応用に取り組むことで、ロボット治療の発展と普及を図り、結果として世界のロボット治療研究教育拠点を目指し、人類の健康と福祉の向上に貢献することを目標とします。
ロボットを共同開発した企業や、大学研究者に対しては、その研究開発の結果や情報をフィードバックし、さらに改良すべき点は改良して、産学連携による実用化を図ります。
先端医工学診療部は、研究医療用病床を用いた臨床応用部門と、ロボット手術トレーニングセンターおよび次の2つの開発部門から構成されます。
(A) ロボティックシステム開発部
a) ナビゲーションシステムの開発
b) ロボットハンドの開発
c) ロボット手術場環境の開発
d) シミュレーションシステムの開発
e) 遠隔医療関連の開発
(B) マイクロサージェリーシステム開発部
a) ナノテクノロジーを応用したドラッグデリバリーシステムの開発
b) ナノ治療の開発
c) 非侵襲的治療用能動カテーテルの開発
d) マイクロ手術用鉗子の開発
など
[先端医工学診療部の詳細] → こちら
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